2018年12月1日(土)・2日(日)は「地図読み机上・実地講習1.5日間 〈MONTURA Store FC Tokyoイベント〉」でした。
今回は、2時間の座学と、丸1日掛けた実地を連日セットで実施することにしました。覚えた知識は何度も実践して反復しないことには身につきません。なので座学で学んだ知識と技術を、翌日に何度も何度も実践してもらえるようなカリキュラムとしました。
初日の座学会場は駒込のモンチュラストア。
東京アウトドア流の地図読み講座は、〝地図・コンパスの使い方を覚える”ことが目的ではなく、〝明日から道迷い事故を99.9%防ぐ”ことが目的です。ですので登山地図やスマホGPS等普及率の高いツールは積極的に活用し、実践が容易に即可能となる方法を常に考えていきます。
なぜなら、地図読みとコンパスのスキルだけでは地形図だけで行程計画を立てることは困難ですし、道に迷ってから地図とコンパスを取り出しては、よほど地形がユニークであったり眺望が開けていない限り、現在地を特定することは不可能です。
座学講座後は、MONTURA駒込の榎木店長よりモンチュラのヒストリーやブランドコンセプトについて軽く講演をいただき、大試着大会?が行われました。そういえば購入された方には秘密の割引がされていたようです。
ちなみに榎木店長と東京アウトドアライフとのお付き合いは、MONTURA国内第1号店 原宿店オープン当初まで遡ります。
榎木さん、いつもありがとうございます!
2日目の実技は秩父の棒ノ折山。登りは登山地図にも地形図にも載っていないバリエーションルートを使います。まずは地形図だけを頼りに登山口を見つける課題からスタート。
登山とは植物や樹木、眺望だけでなく、尾根・沢・ピークが組み合わさる地形自体を眺めることも醍醐味の一つなんです。そんな感覚に共感していただける様に心がけています。
春には低山バリエーションルートを企画しますので、地図読み・道迷いに興味や不安がある方はぜひご参加してください。
ようへい