| 道具名 | 特徴など | ◎必携 △任意 ☆（名前）分担装備 |
|---|---|---|
| テント・スノーフライ | ステラリッジ3人用 スノーフライ | ☆（林） |
| シュラフ | 厳冬期3,000m対応した限界温度が-20°以下のシュラフ | ◎ |
| シュラフマット | 厳冬期3,000m対応したR値6以上の断熱材入りのマット | ◎ |
| ザック（リュック） | 70L程度 | ◎ |
| ザックカバー | ザックへの雪・湿気の侵入を防ぐ。冬は風が強いのでサイズはジャストで、ウエストベルトやザックに飛ばされ防止用のベルトが付いているものを選ぶ。ザック自体に防水性能があるものを選べば不要となる | ◎ |
| ハードシェル上下 | ゴアテックス等の完全防水で、衣服内の汗や蒸気を外へ逃がす透湿性能も備えた素材によるもの。夏用の薄手のレインウェアは冬山では役不足です。通年仕様から冬季仕様の厚手で耐寒性が高く、岩や氷と強く擦れても裂け難い丈夫なもの、そしてジャケットはジッパーを一番上まで締めた時に口元まで覆う襟の高いものをご用意ください。 | ◎ |
| ゲイター | 冬用の撥水・防風性能の高いソフトシェルパンツまたはオーバーパンツの裾から雪が侵入することを防ぐ。またアイゼンの爪をパンツの裾に引っ掛けて破いたり穴が開くことも防いでくれる。無積雪期に砂や泥除けに使うショートタイプでは無く、膝下まで覆う厚手で丈夫な積雪期用のロングタイプを選ぶ。ゴアテックス等の防水だけでなく透湿性も持つ生地を使用したものは高価だが、ブーツの中が蒸れにくいのでお勧め。 | ◎ |
| 防寒着 | ダウンジャケット・パンツ。厚手のダウン上下を用意。羽毛ダウンは800FP以上でジャケットであれば羽毛量が200g以上、パンツも100g程度のものがお勧め。化繊ダウンは重量やコンパクトさで羽毛ダウンに劣るが水や汗濡れに強いメリットがある。プリマロフトやクライマシールドが有名。 | ◎ |
| 中間着（ミドルウェア） | 中厚手〜厚手のインンサレーションやフリース等で素材に保温性と吸水速乾性がある化繊素材のもの。プリマロフトやポーラテック、オクタなどが有名。 | ◎ |
| シャツ （ベースレイヤー） | 長袖厚手シャツ。素材は保温性と吸水速乾性のある化繊やメリノウール等で、綿は絶対にNG。必ず予備を用意する | ◎ |
| アンダーレイヤー | 登山用肌着。汗を肌からシャツへと逃がす機能を持ち、汗冷えをふせぐ。ファイントラックやミレーが有名。 | △ |
| ソフトシェルパンツ | ストレッチが充分に効いて、防風・撥水性能のあるソフトシェル素材。裏地が起毛しているものなど。雪が深くなるまでのアプローチ時にトップで着用し、深くなってきたらオーバーパンツを上に履くと良い | △ |
| アンダータイツ | 保温性のある化繊素材またはメリノウールで動きやすいストレッチの効いた中厚手以上のもの。 | ◎ |
| 靴下 | 指先の冷えを防ぐため登山用の厚手で保温性・速乾性のあるもの。メリノウールがおすすめ。必ず予備を用意する | ◎ |
| テントシューズ | テント内で履くダウンシューズ。防水性素材であれば履いたままトイレに行くこともできて便利だが嵩張り重量も増える。 | ◎ |
| 着替え | 雪山では汗や雨でびしょ濡れになった場合、自然乾燥が望めない時もあるために、ベースレイヤー・靴下・グローブは必ず予備を各1つ以上用意する。 | ◎ |
| ニット帽 | 耳まで覆うウール100%またはアクリル混のニット帽。 | ◎ |
| バラクラバ | 気温の低い強風時は肌の露出部分は短時間でも凍傷の危険性があります。顔全体を覆える目出し帽は必携です。冬は肌を極力露出しないことで、体温低下も防ぎます。 | ◎ |
| ネックウォーマー | 首の隙間から寒気が侵入し、体が冷えることを防ぐ。また首を温めることで頚動脈を流れる血液を保温し、全身を温めることができる。 | △ |
| サングラス | 紫外線から目を保護するため。また晴天時は雪目防止に必須である。 | ◎ |
| ゴーグル | 低温下で吹雪いている際に肌の露出した部分が凍傷になってしまうため、バラクラバとともにゴーグルを着用した方が良いシチュエーションがあります。購入する際には曇りづらいレンズ加工ががされたダブルレンズのものをお勧めします | △ |
| 冬季用グローブ | 冬季用の中綿入り保温性のある登山用グローブ。メリノウールまたは保温性のある化繊のインナーグローブも用意し重ねて使用する。強風下でグローブを外した時に風で飛ばされる危険性があるため、予備で一つ用意しておいた方が良い。グリップが良いものを選ぶ。登山用でも手のひらが滑りやすい素材のものがあるので必ず試して買う。必ず予備を用意する。 | ◎ |
| インナーグローブ | メリノウールか化繊の、厚手グローブの下にはめることができる薄手のグローブ。細かい作業をする時に厚手グローブを外さなければならない時がある。その際にも素手は出さず、必ず1枚は保温層を残しておく。一旦素手を出して寒気に触れ、血流を悪くしてしまうとグローブを着けたとしても体温を戻すことができず凍傷の危険がある。必ず予備を用意する | ◎ |
| 登山靴 | 防水性能があり縦走用アイゼンを取り付けることを想定した3シーズン用の靴。または保温綿入りの冬靴。 | ◎ |
| コッヘル | 食事用の深皿とマグカップ。どちらも取りよそった後で冷めた際に火にかけて加熱できるようにチタンやアルミ製がおすすめ。 | ◎ |
| 10本爪以上で前爪のある縦走用アイゼンおよびチェーンスパイク | 縦走用アイゼンは靴のサイズに合わせてサイズ選びが必要ですので購入時は靴を持ってフィッティングに行くこと。積雪やトレイルの凍結具合によってはチェーンスパイクは有効なため用意すること。 | ◎ |
| コンロ・燃料 クッカー・カラトリー | 担当食を作るためや雪を溶かして水を作ったり、暖を取るための鍋・バーナー・ガスを用意する。 | ☆（林・小西） |
| 水筒・サーモス | 1.5〜2.0リットル程度のもの。保温のきくサーモスも便利。ルート上に水場や山小屋がある場合は、そこで調達することも計算に入れる。ツアー詳細ページを参照のこと。 | ◎ |
| 食料 | 担当食料と行動食。 | ☆（林・小西） |
| ヘッドライト | LEDの100ルーメン以上のもの。ツアーは団体行動ですので、山行ペースが計画より遅れた場合、日暮れ後に行動をすることがあります。 | ◎ |
| 予備電池 （ヘッドライト用） | ヘッドライトは乾電池式のものを選ぶ。充電式は電池切れの際に代用が効かないので避ける。 | ◎ |
| 腕時計（高度計付き） | カシオ プロトレックやスント、ガーミン等丈夫で防水性能が有り、高度計の付いている登山用がお勧め。常に現在時間が分かるようにしておく。 | ◎ |
| 常備薬 | かぜ薬、胃腸薬、キズ薬、乗り物酔い止め、湿布薬、頭痛薬、持病の薬など。 | ◎ |
| 日焼け止め | SPF50PA++++がお勧め。冬は雪からの照り返しもあるため、真夏と同等に考えた方が良い。 | △ |
| ティッシュペーパー | キジ撃ち、お花摘みにも利用。 | △ |
| ウェットティッシュ | 口に入れるものも拭けるように、アルコールフリーがお勧め。 | △ |
| 地図・コンパス | 地図は当日配布いたしますが、ご自身でもネットや登山地図等で事前にコースのイメージをしておくことが望ましい。コンパスはお持ちの方のみご持参ください。 | △ |
| タオル | ハンドタオル。吸湿性・速乾性の良い化繊タオルがお勧め。 | ◎ |
| エマージェンシーシート | これの有無でビバーク時に生死を分けた例も有る。 | ◎ |
| ピッケル | 行き先により必要となる場合があります。森林限界を超え岩が出てくるルートや、急斜面を登下降するルートなど。必要・不要の判断はツアー毎に案内します。ピッケルには必ずリーシュコード（流れ留め）を付けましょう。最初は胴体にたすき掛けできるくらいの長めがお勧め。 | ◎ |
| トレッキングポール | アイゼンやチェーンスパイク装着時はバランスを取るために必ず使用します。ピッケルを携帯する際でも岩稜帯に出るまではストックを多用します。ストックのバスケットはスノー（パウダー）用に付け替えておくこと。 | ◎ |
| その他 | 携帯電話、ライター、小銭（トイレの使用に小銭が必要になりますので100玉を用意）、健康保険証、ビニール袋、ナイフ、カメラ、カイロ | ◎ |
◎の装備は必携装備。☆は共同装備（カッコ内に担当者名を記載）。△は任意
