2019年1月12日(日)は「天城連山縦走」でした。
スタート時の天候は曇り、迫る雨脚に追い立てながら、17kmの長丁場を頑張っていただきました。
残念ながら終始曇り空となり、眺望には恵まれませんでしたが、一瞬訪れたの雲の切れ間から、ご褒美の様に突然現れた富士山を拝めた事が、何より嬉しかったです。
登山道に雪はなく、風もほぼ無い天候でしたが、気温は山頂付近で氷点下を下回っていましたので、ウェアのレイヤリングが難しい気候でした。
登り始めの小休憩。カロリー不足を防ぐために、休憩の度に小まめな栄養補給をしながら歩くこと、また、即エネルギーとなる食品についてお話させていただきました。
冬はお花が少ないので、樹木についての自然解説が続きます。群生するヒメシャラの美しい姿と、触れた時の冷たさに驚いていらっしゃいました。ヒメシャラは樹皮が薄いので、水分を含んだ木内部の温度が外側へ伝導され、冷たくヒンヤリとした表皮になります。
名物のへび橅で記念撮影タイム。これ、生きてるんです。
八丁池までは橅の原生林を歩く、気持ちの良い林道です。マイナスイオンをたっぷり浴びていただきました。
最後はこのコースのフィナーレを飾る、八丁池。冬季は凍結して、昔はアイススケートを楽しんだそうです。
夏場はここから30分程でバス停へ降りる事ができますが、冬は1時間半程歩きます。このあたりから雨が降り出しましたが、皆さま最後まで頑張って歩いていただきました。
下山後はご希望の方のみ、温泉に浸かって疲れを癒していただきました。
翌日にハーフマラソンを控えているお客様もいらっしゃり、その健脚ぶりには驚きました。
このコース、春でしたらシャクナゲがとても綺麗に咲きますので、ぜひまた訪れていただけたら嬉しく思います。
ご参加ありがとうございました。