今日は川井駅で降りて真名井沢へ。
川井駅南口を出て直進、国道411号線沿いにあるバス停から終点 上日向までバスに乗ると入渓地点までアプローチ10分程度と楽なのですが、便数が少なく私の自宅からは始発でも時刻が合わないため、約45分の道のりを歩きました。
ちなみに真名井沢とは、古里駅から川苔山へ登る一般ルート 赤抗尾根の途中から派生して大丹波川へと流れ込む沢です。
真名井沢橋の先、一昨年の台風で荒れたと思われるワサビ田跡から入渓しました。過去は将軍献上の品でもあった奥多摩のワサビですが、跡取りも少なく休田がどんどん増えています。ちなみに奥多摩町のゆるキャラはワサビをモチーフにしたワサピーです。
1級の沢ですが、2m〜6m程度の滝が次から次へとかなりの数出てくる飽きのこない登樊性の高いルートです。
遡上すること4時間、この三条の滝を上がったところがルートの終了点です。右岸の木に巻かれたピンクテープを目印に、沢を離れ細い尾根を登ります。
垂直距離で100mほど登ると尾根や沢が集まる広い緩やかな合流点に出ますので、そこから赤杭尾根に向かい傾斜の緩い場所を選びながらトラバースして行くと真名井沢線林道と赤杭尾根のぶつかる辺りに出ます。
そこからは登山道を古里駅に向かい下山するだけです。
だいぶ沢の水温も上がってきましたが、この日は11時過ぎから日が陰り、そうなると腰まで浸かるのも億劫になるくらい体が冷たくなりましたね。いやぁこれからの時期に近場で楽しむには沢に限りますね。